新年のご挨拶     
       もとゆに会
 
  会長 佐藤勝司
       
   会員の皆様! 新しい年を迎え心よりお祝い申し上げます。
    昨年は『コロナ』という世界の歴史に残る流行病により人類に大きな災禍がもたらされました。
 今年は科学の力により抗生物質を含め多くの嬉しい
NEWSが早い時期から飛び込んで来ることを願っております。
 

  ~新年来たり 門松は白く光れり

   道路みな霜に凍りて 冬の凛冽たる寒気の中

   地球はその週歴を新たにするか

   われは尚悔いて恨みず 

   百度もまた昨日の弾劾を新たにせむ 

   いかなれば虚無の時空に 新しき弁証の非有を知らんや

   わが感情は飢えて叫び わが生活は荒寥たる山野にすめり

   いかんぞ暦数の回帰を知らむ

   見よ!人生は過失なり 今日の思惟するものを断絶して

   百度もなほ昨日の悔恨を新たにせん~ 

「新年」 萩原朔太郎(昭和9年~14年作)

 
 コロナ記事はメディアの朝夕で多く、切実さが身に染みすぎますので、思考を変えて明るくユーモアについて、、、、。
ユーモア(
humour)はもともとラテン語で人の体液を意味し「体液に活力を与え生命の源泉とする」が起源だそうです。

 言葉の真味は「、、、にもかかわらず笑う」で、自分自身の不幸や、家人.知人.友人の災難、社会の不公平、自然の猛威等(この度のコロナ禍も)に幾度偶発しても「、、、にもかかわらず笑う」そうです。

 生物の進化は手に持った砂が机上に砂時計のように円錐形に盛り上がるのが正常であるが、人類の円錐形は誠に異常であり、崩れる寸前であると某生物学者が述べています。

この一つの小さな星に平均50kg、77億人の哺乳類である人類

 あと6年で独立250年を迎える米国をはじめ、世界の国々が提唱された自由民主主義、共産主義、全体主義等がどれも廃れたり、不安定であります。人類存続を脅かすと思われる「核問題」「破壊的イノベーション」「分散化されたテロ」並びに人類は家賃不払いシッペ返しで「ソロソロ退去」と大家の地球が温暖化をはじめ、地震、水、火、風などによる徹底的環境破壊の開始です。おまけに生命多様性の一部であるウイルスを否認することは社会全体の多様性.冗長性を高める事にはならないのです。地球には生物が誕生してから5回の危機がありました。氷河、火山、隕石等によるものでその度に生き残った1020%の生物の努力によって現在の発展があります。6回目の危機要因は人類と言われますが如何なりますことか?

   「、、、にもかかわらず笑う」ことでした。
  *長嶋茂雄氏が学生時代に「 I live in Tokyo 」を過去形にせよ
 という口頭試問を出され
、ニッコリ笑って答えました「 I live in Edo

*ガッツ石松氏がアナウンサーから「貴方の座右の銘はなんですか?」
と聞かれ

  彼は即座に「イッテンゴ」と答え、アナウンサーは熟語が頭に浮かぶのに
一苦労したそうです。石松氏は「左右の目」と勘違いしたそうです。

*魚は成長するにしたがってセイゴ、ボラ,オボコ、フッコなどいろいろ
あります。あるおじさんが「ハマチ」の成長名は?
 

と聞かれ答えました  「..ミ」と。

~ユーモアのセンスを持っていると 人間の矛盾を楽しむようになる~

                  ≪サマセット.モーム≫

   もとゆにメンバーの皆さんも多くの年を重ねてまいりましたが、
    本年も『ご支援』よろしくお願い致します。